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鬱と生きる事の意味
死と向き合うと、鬱という、生とは逆ベクトルの力を受ける。
「死というこの宿命の破滅的な照明を浴びると、無益という感情があらわれる。」
この力は、無益という感情は、私達を死へ誘うが、同時に譲れる物と譲れない物を自覚させる、則ち真実を探す目と優しさを与える物でもある。
「...みずからの手で死んでゆく人びとは、自分の感情の斜面にしたがって、その最後まで滑り落ちてゆくのである。…しかし、真の努力とは、それとは反対に、可能なかぎりその場に踏みとどまって、この辺境の地の奇怪な植物を仔細に検討することなのである。」
鬱と生きる事は、相反する力の手綱を取る事である。ただ生きる事とは違い、真実と、優しさを得るだろう。
「ただひたすら信じること、それによって生み出される推進力と、自分の信念に絶えず冷静に疑問を突きつけることによる負荷。...一人の人間の中に内在させることは可能なのだろうか。その人間の内部を切り裂く事ことなく。...二つ以上の相反する方向性を保つということは、案外一人の存在をきちんと安定させていくには有効な方法なのかもしれなかった。」(子ども部屋)
鬱の経過
課題・対策 (影響度順)
身体
- 倦怠感
- 発熱・寒気(体温調節の不調)
- 昼間の眠気(食後特に)
- 偏頭痛
- 消化不良
- 口内炎
- 緊張時の手汗・震え
- 肩凝り
- 腰痛
- 眼精疲労
精神
- 考えが止まらず疲れる
- 全般的な関心低下、学業意欲の消失
- 嫌な作業が進まない
- 遠慮・羞恥心の薄れ
- 他人の顔や名前への関心の薄れ
- 記憶力低下
- 人口密集地が辛い
- 話し声(TV)が辛い
- 実存的思考
- 被害妄想
- 所有物・履歴の処分削除
- 過去や記憶の記録、本の読み返し
- 連絡手段の非通知化
- 強迫的禁欲
- 抜毛
- 投資
対策
- 運動
- 日光浴
- 頭用冷却シート
- 画面の輝度色温度設定加減
- 耳の体操
治療
投薬
- ラメルテオン
- トラゾドン
- アリピプラゾール
- ビペリデン
結果
- 身体的課題で活動不能になる事が大幅に減少
- 早起き(6時)後も眠気による活動不能時間が1時間程に減った
- 早く(11時頃)から眠気で就寝できるようになった
懸念点
- 予定をやや過剰に入れる事が増加
- 精神的課題で活動不能になる事が相対的に増加
- 早過ぎる時刻(5時頃)に目が冴えるようになった
経過分析
季節性
1年間1日単位での総合的状態、身体的状態、精神的状態を0=bad / 1=goodで評価した。週平均値の経過を下図に示す。
